移動平均線とは、一定期間の価格を平均化してグラフにした指標です。
移動平均線をチャートに表示させることで、現在の為替レートが平均値より上なのか下なのかを知ることができます。
[balloon_right img=”https://panduanbisnisonline.org/wp-content/uploads/2019/10/fukidasir.jpg” caption=”フクロウ博士”]相場全体のトレンド(方向性)を把握することが可能になるというわけです![/balloon_right]この記事では、移動平均線をMT4やMT5へ表示させる方法や、基本的な使い方・見方を分かりやすく解説します。
XMのMT4/MT5に移動平均線を表示させる方法【超簡単】

まずは、MT4/MT5のチャートに移動平均線を表示させる方法から解説していきます。
移動平均線をXMのMT4/MT5のチャートに表示させるには、MT4/MT5画面左枠のナビゲーターから「インディケータ」→「トレンド」→「Moving Avarage」を選択し、適用したいチャートにドラッグ・アンド・ドロップするだけです。

チャートにドラッグ・アンド・ドロップで適用させると、移動平均線【Moving Average】の設定画面が表示されます。

設定画面で【移動平均の種別】を単純移動平均線にしたい場合は【Simple】、指数移動平均線を表示させたい場合は【Exponential】にします。
設定できる条件としては次のようなものがあります。
- 期間:5、7、10、14、25、75、100など
- 移動平均線の種別:Simple(単純)、Exponential(指数)
- 適用価格:Close(デフォルト表示)
- スタイル:ご希望の色や線の表示方法
移動平均線の期間は自由に設定することができますが、目安としては次のような使われ方をします。
- 短期移動平均線:5、7、10、14、25など
- 中期移動平均線:50、75など
- 長期移動平均線:100、200など
上記の期間を目安に設定し、3つの期間の移動平均線を合わせてチャートに表示させることで、値動きを見ています。
例えば、期間の数値に関して、日足の場合「5」というのは、過去5日間(1週間分)の平均値がグラフに表示されていることを意味します。
[balloon_left img=”https://panduanbisnisonline.org/wp-content/uploads/2019/11/hina3.jpg” caption=”ひなちゃん”]1時間足なら「5」は過去5時間の平均値ということだね![/balloon_left]なお、移動平均線を削除したい場合は、削除した移動平均線があるチャート上で右クリック→「表示中のインディケータ」、もしくは「インディケータリスト」をクリックします。
表示中のインディケータ一覧が表示されるので、「Moving Average」を選択→削除ボタンをクリックし、削除します。
XMにおける移動平均線の使い方

移動平均線を使って売買を判断するには、次の3つのポイントを押さえましょう。
- トレンドによる売買指標
- 抵抗線と支持線による売買指標
- 複数移動平均線同士の交差による売買指標
[balloon_right img=”https://panduanbisnisonline.org/wp-content/uploads/2019/10/fukidasir.jpg” caption=”フクロウ博士”]それぞれ詳しく見ていきましょう![/balloon_right]
トレンドによる売買指標
移動平均線が上向きか下向きかによって、次のような相場の方向性を知ることができます。
- 移動平均線が上昇:上昇トレンド(買い注文)
- 移動平均線が下落:下降トレンド(売り注文)
上昇トレンドの時は買い注文をすることで利益を上げやすくなり、反対に移動平均線が下向きなら、下降トレンドで、売り注文を出すことで利益を上げやすくなります。
なお、5分足や15分足などの短い時間足だと、相場の方向性が掴みにくいです。
[balloon_right img=”https://panduanbisnisonline.org/wp-content/uploads/2019/10/fukidasir.jpg” caption=”フクロウ博士”]トレンドは1時間足や4時間足などの長い時間足で判断しましょう![/balloon_right]抵抗線と支持線による売買指標
移動平均線は、抵抗線(レジスタンスライン)や指示線(サポートライン)としても使えます。
この場合、移動平均線に接触して反発/反落したり、価格が移動平均線の上や下に抜けたりするタイミングで売買します。
具体的に次のように判断しましょう。
■ 価格が移動平均線の上に抜ける:買い(順張り)
■ 移動平均線で価格が反発:買い(逆張り)
■ 価格が移動平均線の下に抜ける:売り(順張り)
■ 移動平均線で価格が反発:売り(逆張り)
ただし、一度価格が移動平均線を突き抜けたと思わせる「だまし」もあるので、慎重に判断する必要があります。
短期的な移動平均線で判断しづらいことも多いので、売買指標は3つの移動平均線を表示させて判断するようにしましょう。
複数移動平均線同士の交差による売買指標
続いて、複数の移動平均線が交差するタイミングで売買の判断をする方法をご紹介します。
短期の移動平均線が中長期の移動平均線を上抜けすると「ゴールデンクロス」となり、買いのサインとなります。
逆に、短期の移動平均線が中長期の移動平均線を下抜けすると「デッドクロス」となり、売りのサインとなります。
[balloon_right img=”https://panduanbisnisonline.org/wp-content/uploads/2019/10/fukidasir.jpg” caption=”フクロウ博士”]移動平均線は多くのFXトレーダーが活用しており、単純なインジケーターですが、信頼性が高い売買指標といえるでしょう![/balloon_right]XM移動平均線まとめ
移動平均線は、通貨ペアや時間足、移動平均線の期間の設定によって、正しく機能するかが変わってきます。
単独の通貨ペアチャートでも、様々な移動平均線の期間を表示して、相場にあった設定をするようにしましょう。
また、どのような移動平均線の設定をするかは、ご自分のトレードスタイルによって異なります。
まずは、実際にトレードしてみて、どういうスタイルが自分に合っているか試してみるといいでしょう。
[balloon_right img=”https://panduanbisnisonline.org/wp-content/uploads/2019/10/fukidasir.jpg” caption=”フクロウ博士”]まだ口座開設がお済みでない方は、以下からどうぞ![/balloon_right]今ならXMの口座開設で3,000円のボーナスが貰えます!!
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